【月刊 東京ぐらし】vol.15 大学3年病。哲学にハマりそう

エッセイ

毎月の終わりに一度、田舎から引っ越してきて東京に暮らす筆者が1ヶ月のうちに感じたことを書くエッセイと趣味の写真なんかをまとめた 「東京ぐらし」

今月は最近読んだ「嫌われる勇気」に感化されて、哲学に傾倒しそうという話。人間何かしらの悩みがあって、それを解決する精神的な支柱として何かに依存したくなる。宗教ってこうやって広がっていったことを身をもって感じています。

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今月のいろいろ

アドラー心理学が面白い

「嫌われる勇気」-ダイヤモンド社 180P

大学生の春休みは長くて、うちの大学の場合「約2ヶ月間」。「そんなに休めていいなぁ」っていう反面、人に会う機会・社会との接点が激減するので大変でもある。

俗にいう”陽キャ”っていう人種は、人と遊ぶことで元気をチャージできるらしいから、その点で寂しさとかを感じる事はないだろうけど、「1人好きの寂しがりや」な自分のように、1人でいないとチャージできない静穏な生活をしていて、バイトにも行っていない自分からすると、人と会わな過ぎて「哲学者モード」に入ることが度々起こる。ふとこれまでの「自分の生き方だったり、行いを反省して将来どうするか」みたいな、まさしく哲学者的思考。

 

長いからまとめると「友達がいなくて寂しい」っていうこと。インスタを見ると誰かしらが誰かと遊んでいて「なんで自分は友達と全然遊んでないんだろう」ってなる。誘われたところで行かないとか、面倒になってドタキャンしがちとか、性格的・社会的両面含めて薄々原因は察していたんだけど、そんな時に後ろから棒で頭を殴られたような衝撃を与えてくれたのが、「嫌われる勇気」という本だった。そこに、悩みの解決策の全てが書いてあって、聖書のようすら感じた。

自分の承認欲求を否定する

承認されることを願うあまり、他者が抱いた「こんな人であってほしい」という期待をなぞって生きていくことになる。つまり、ほんとうの自分を捨てて、他者の人生を生きることになる。
-「嫌われる勇気」

特にInstagramなんて、「海外旅行に行った・彼氏/彼女とディズニーに行った」みたいな自己承認欲求を満たすためにあるようなツール。これは、SNSだけに限ったことじゃなくて日常においても、「大企業に内定もらった・TOEIC850点だった」みたいな承認欲求を満たすなんて会話だって当たり前のように行われているし、もちろん自分もやる。

アドラー先生に言わせると「それを得られたところで幸せにはならない」「他者からの評価に怯えて、苦しむことになる」ということらしい。これが、最近フォロワーを増やす為だけに頑張ってInstagramに写真を投稿していた自分の心に刺さった訳だ。別にフォロワーが100から1,000になったところで、他者から「すごい」っていわれたいだけの自己承認欲求ってことを指摘されたような気がした。

他者貢献って?

300ページの内容を要約するのは無理だから、だいぶ省略するけれど結果的に他者の喜ぶことをしてあげる「他者貢献」が大事という流れになった。自己承認欲求の話の流れもあって、これまでなんとも何度も聞いた普遍的なことが心の奥深くまで刺さってくる。

 

これまでの人生を振り返ると、「自己利益」のために動くことが基本だったと思う。「面倒な仕事を押し付けられそうになったら何とか他の人に任せる」「自分には何のメリットもないものは手伝わない」とか、自分だけじゃなく多くの人がやってるし、生きていれば自然と身に付ける処世術でもあると思う。

「他の人を助けることが大切」って大人は口先では簡単にいうけど、実際どうやればいいのかとか、その時にかかる労力・時間・お金を全く考慮せずに言われてるような感じがして全く同意していなかった。

実際、「休日に学校に行ってサークルのために仕事をやって」って言われたら、頼んだ人には感謝されるかもしれないけど、「他の何もやっていない人の代わりを何で自分がしないといけないのか」「労力の割に1円にもならない」っていう不満が出てくるのは自然だろう。

 

それをキッパリと否定された訳で、自己犠牲・承認欲求を満たすことなく「自分が他者の役に立てている、自分は共同体の中で有益なのだと自己満足で意識できることが大切」らしい。

つまりは相手を想うことが大切

1回本を読んだだけだから表面的なことしか理解できていないけど、「相手を思って・感謝して・貢献する」。結局、この当たり前が大切ってことなんだと感じた。

 

あまり「貢献」してこなかった自分が一度良いことをしたことがある。

バンコクの露店でビールを飲んでいた時、すごく混み合っていてゼミのメンバー5人くらいで行った自分たちは席につけなかった。それで、テーブルを調整して何とか座れたんだけど、その席を移ってくれた2人に対して、ありがとうの気持ちでビールをご馳走したことがある。海外だったっていうこともあるけど、その時は全然お金の事なんか考えないで、本当に感謝の気持ちとしてビールを送っただけだった。

結果として、ご馳走したその2人から感謝されたのはもちろん、周りにいたメンバーから「お前、かっこいいな」っていわれて、その後の活動でもこのエピソードのおかげで、色々と良い結果に繋がっていった。

 

この「正のスパイラル」を起こせるのが大切なんだと思う。「あいつにやってもらったし、俺もやってあげよう」っていう金額にはならない価値が確かにあって、これが人間にとって一番の財産なんだって最近気付いた。

まとめるのが難しいけど、とにかく目の前の利益の囚われずに、本質的なところをみないといけないってこと。「相手を思って行動してれば、マイナスになることなんてないんだ」って思ったし、社会人になる前にそれに気付けたのは大きな財産だとも思う。

あとは実行に移すだけ。それが難しいんだけど、今年1年間くらいは頑張る。

面白かった映画 -グリーンブック-

久しぶりに時計を全く気にせずに観た映画でした。「それでも夜は明ける」「マルコムX」とか、公民権運動以前に黒人が受けてきた差別を映した映画は多くあるけど、一種の友情を通して差別の惨さを表現した作品は初めてみました。

「友達がいじめられて助けたくなる」観てる側にそんな気持ちを持たせて、間接的にかつ心の深いところまで「人種差別はいけない」という、今となっては当たり前の気持ちを抱かせてくれました。「アカデミー賞もらって当たり前」の作品。

Yuyaの映画レビュー | Filmarks
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今月の写真 -富士山-

200mmレンズで撮った圧縮感抜群の富士山

今月から春休みで時間が取れたので、2泊3日で「河口湖」に富士山を見に行ってきました。いつも家の先から”富士山の頭だけ”が見えていたので、「いつか行きたい」と思ってやっとの実現。

月並みですが、間近でみると「雄大」の言葉が浮かぶだけ。河口湖周辺は、ちょうど良い田舎感がある、東京からも安近いので、年に1回くらいは来てもいいかも。何もせずに本を読んで、ブログを書いて。疲れたら窓から見える富士山をボォーっと眺める生活は最高でした。

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まとめ

今月はちゃんとブログ続けられた…

これ以外にも「ゼミ合宿」とか「長期インターン」とか、充実した月でした。なにより、ブログが飽きずに続けられて良かった。気を抜くと去年みたいに12ヶ月サボっちゃう可能性もあるので気を引き締めて、今年はコンスタントに続けていこうとは思っています。

WordPressに移行してブログの登録者が激減してしまったので、下のフォローボタンから登録して貰えるとモチベーション上がるのでよろしくお願いします!

以上。

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