休日。1日の大半は、パソコンの前にいて、ブログを書いたりウェブブラウジングをしたり。でも、時にパソコンを使わない時もあって、読書だったり勉強というのは、その最たる例です。
そこで、『照明』が必須になってくるのですが、いま使っている、一般的なデスクライトだと、斜めから照らす関係で、どうしても手元に影が出来てしまいます。そんな環境で、「長時間ノートに字を書く」といった作業をするのは、とても目が疲れるし、視力の低下にも繋がったりもします。
この不快な環境の対策として、『BenQ ScreenBar e-Reading Lamp』という製品を購入してみました。約12,000円と高級品になりますが、おしゃれなデザインに加えて、機能性も抜群で、「やっぱり高いものはいいなぁ」と感じることになりました。
-メリット-
・手元の作業の快適性が格段に向上
・確実に手元だけを照らしてくれる
・スタイリッシュでお洒落なデザイン
-デメリット-
・¥11,900と少し高い値段設定
レビュー & 外観
開封 & 付属品
商品コンセプトは非常に良いにも関わらず、あまり知られていないように感じるこの製品。実際に、友人宅でこれを見つけるまでに、こんなライトがあることすら知りませんでした。
上記で挙げたような、「手元に影が重なって作業がやりにくい」という経験は誰しもあがあるはずです。自宅で、机に向かっているときは、だいたいパソコンで何かをしているときなので、キーボードさえ打てればよくて、これまで ”手元の影” を気にする事はあまり無かったのですが、最近になって資格の勉強をする機会などが増え、気になってしょうがないその環境を打開するべく、このライトを購入してみました。
Amazonで販売されており、価格は『¥11,900(2019/04/23現在)』と割高感は否めませんが、その割に内容物は非常にシンプルで「3つのパーツ」しかありません。
仕様詳細はここをクリック
タイトル | e-Reading LEDタスクランプ |
---|---|
光源 |
デュアルカラー LED
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カラーレンダリングインデックス |
> 80
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照度 |
中央に 1,000 ルクス(高さ 45 cm)
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光束 |
320lm
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色温度 |
2700~6500K
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電源入力 |
5V USB port
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消費電力 |
5W(最大)
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材料 |
アルミニウム合金、 PC / ABS
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寸法 |
45cm x 9.0cm x 9.2cm
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正味重量 |
0.53kg
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各部紹介
4つのボタン
本体上部には、4つのボタンがあり、『明るさ・色温度・自動調光モード・電源』の順で配置されています。
押し込み式のボタンでは無いため、”押した感覚” が掴めないのが、少し気になる所ではありますが、オンオフは非常に簡単で、手を伸ばせば届く距離にあるので、日常的にも使いやすくストレスが溜まることはありません。
給電はマイクロUSB
背部にある端子は、マイクロUSBが一つだけで、無駄が削られ洗練されたデザインになっています。最大消費電力が5Wということなので、パソコンのUSBからバスパワーでの電源供給が可能です。
正直、バスパワーでは不安なところがあるので、外部のUSBアダプターから給電した方が良さそうです。
Type-Cでは無いのが残念ではありますが、基本的に抜き差しはしないところなので、今回は見逃して起きましょう。
モニターへの反射無し
『非対称光学設計』という技術によって、モニターへの写り込みは全くありません。手元のデスクだけを照らし、快適な作業環境を構築してくれます。
アタッチメント接続
パソコンのディスプレイ上に “載せるよう” に設置するのですが、そのために必要なのが、付属品のアタッチメントになります。
取り付けは非常に簡単で、「ライト本体の横から通し、中心まで持ってくるだけ」で完了です。ちょうど、給電口用の穴が開けられているので、裏表も迷うことなく取り付けられるはずです。
ここまで来たら、あとはこれをディスプレイの上に載せるだけ完成になります。
現在の環境 & 設置
いまの部屋環境としては、メインPCとして『iMac 27インチモデル』を使用しており、アームライトと間接照明でデスクを照らしています。
パソコンを使って作業する分には、この環境で何の問題もないのですが、やっぱり手元の作業になると影が重なってしまい、非常に作業が行いにくくなってしまいます。
デスク環境については、以前記事にして取り上げたので、興味があればぜひご覧下さい。
iMacの上部はわずか幅5mm
購入前の一番の心配だったのが、「この極細のiMacディスプレイに先ほどの照明を取り付けられるのか」ということ。
今回購入した照明が、一般的な照明のように「デスク端に固定して…」などでは無く、”載せる” という設置方法のため、枠の厚さが僅か5mm程しかないiMacに載るのかが心配だったのですが、結論を言えば『何の問題もありませんでした』
フレキシブルに対応してくれるので、様々なディスプレイで使用することが出来そうです。
問題なく設置完了
実際に設置してみるとこんな感じになりました。設置も非常に簡単で、ライトがディスプレイの上に載っているため、使用の邪魔になることなく、使い勝手はかなり良いです。
iMacのデザインを殺すことなく、デザイン的にもうまくマッチしているのではないでしょうか。
部屋を暖色で統一しているのですが、色温度の変更が簡単に出来てしまうので、他の照明も使っている夜は暖色を、昼には寒色をということが簡単に設定可能です。その他、明るさも数段階で調節できるので、手元の作業はかなりやり易くなりました。
使ってみての感想
使用前と使用後
使用前と使用後の写真を見るとその差は歴然です。
1枚目の写真が手元に影が写り込んでしまっているのに対して、2枚目のものはノートの上に影がほとんど無くなっていることが確認できます。当たり前に思える環境をつくりだすことは、意外と大変でした。
現在住んでいる家が日当たりがあまり良くなく、昼でも手元が少し暗く感じることがあるので、昼でも作業するときには使ったりしています。これが必要な人はそこまで多くないのかも知れませんが、ニッチな要求を完璧に応えてくれる製品でした。
残念なところ
基本的な機能には満足しているのですが、一点だけ良くない点がありました。
それが、使っていると途中で電気が消えて、どこのボタンを押しても回復できないという点です。説明書などにも、「自動で消える機能」などの説明は無いし、そうなってしまったらどうする事も出来ません。
もしかしたら、バスパワーなので、その電源不足などの可能性はありますが、大丈夫な時は何時間使っていても問題無かったりします。原因が全く分からないので対策のしようがないのですが、同じ製品を使っている友達は「そんなことはない」と言っていたりします。
まとめ

ニッチかも知れないけど、満足度はかなり高いよ
長年の悩みも意外とあっさりと解決してしまいました。英語の勉強をしようとしてたんだけど、「手元が暗くてやる気が起きない」「カフェとかに問題集を持って行って勉強するのも好きじゃない」というキッカケで購入したこの製品でしたが、購入後も結局勉強はしていないので、最終的には勉強は『本人のやる気次第』で環境は関係無いかもしれませんね。
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