全てのApple製品を使用してきました。『Apple Watch』以外は。
以前、やっぱカッコいいよ。今更だけど段々、Apple Watchが欲しくなって来てる理由。でも書いたように、「アップルウォッチが欲しい」という考えをずっと持っています。しかし、毎回のことながら『値段・実用性・バッテリー』がネックになっていて、発表から4年経った今でも、一度も購入・身に付けたことがありません。
でも、スマートウォッチへの憧れは捨て切れず、心拍・通知・GPS 安くても万能スマートウォッチ! 「Lintelek ID115Plus HR」レビュー【PR】などこれまで色々とレビューしてきた、Amazonで販売されている安価なモノを利用してきました。継続して、それは使っていて、基本的な使用については問題ないんですが、アップルウォッチへの『憧れ』が捨て切れません。そこで、今度こそ本気で購入しようと思い、検討の結果、『Apple Watch2を購入する』ということに。
最新のApple Watch Series4が発売されている中、型落ちを購入するのには明確な理由があり、むしろ型落ちで無ければ購入しないというくらい。今回は、そんな理由をまとめていきます。
-メリット-
・自分にとって十分な機能
・ランニングに最適
・型落ちによって、だいぶ安い
何に使いたいのかが大切
Apple Watch Series2について
軽くアップルウォッチ2の歴史やスペックについて説明しておくと、初代アップルウォッチと比べて飛躍的に進化したのが、『プロセッサー性能』『防水』『Felica対応』の3点について。
Apple初のウェアラブル端末として発表された発表された初代Apple Watchは、100万円を超える純金ケースのものがあったりして、話題をよんだものの、スペック不足によるモッサリとしたアプリの起動や1日持たないバッテリー、非完全防水などの問題もあって、ユーザーの不満は多く、微妙なプロダクトでした。
それらの、不満を改善して発表されたのがSeries2。プロセッサー処理能力の向上によって、サクサクとサプリが起動するようになり、生活防水にも対応。そして、なんといっても「おサイフケータイ」にも対応し、ウェアラブル端末としての確固たる地位を築きました。
Apple Watch Series4との比較
そんなSeries2ですが、今となっては旧型となり、最新のSeries4と比較するとスペックも、だいぶ差が見られます。基本的に、全てに関してSeries4の方が性能が良いです、
タイトル | Series2 | Series4 |
---|---|---|
プロセッサー |
Apple S2
|
S2より140%高速な Apple S4 |
ストレージ |
8GB
|
16GB
|
GPS |
◯
|
◯
|
気圧計 |
×
|
◯
|
LTE |
×
|
◯
|
Bluetooth |
4.0
|
5.0
|
Wチップ |
×
|
W3
|
ディスプレイサイズ[mm2] |
563
|
759
|
心拍センサ |
光学式
|
光学式+電気式
|
加速度・ジャイロ |
◯
|
高感度
|
厚さ[mm] |
11.4
|
10.7
|
参照: Apple Watch Series 2とSeries 3 両方買ってみた比較(ついでに4とも) – シュウジマブログ
考えている主な用途
Series4に比べて、性能が落ちるSeries2。だからこそ、使い方にフォーカスを当てて、「いかに自分にあった使い方をするか」ということが大切になってくると思っています。そこで、僕が考えている「Apple Watchを買ったら」の用途をまとめていきます。
ランニングウォッチに最高
「1日中家にいる生活は良くない」と思い、最近になってランニングを再開しました。その時に問題になるのが、『スマホが邪魔』ということ。
ランニング中は走っているだけでは暇なので、基本的にラジオや音楽を聴いています。しかしながら、そのためにスマホを身に付けて持ち運ぶとなると、揺れたり・そこだけが重かったりで、ストレスになりがち。数回くらいなら我慢できるけど、長期的にやるとなると、荷物は最低限にしたい欲が高まってきます。
そんな時にApple Watchがあれば、それとイヤホンさえあれば音楽も聴けるし、心拍測定、GPSを使っての距離測定など、スマホが無くてもランニングに必要なモノが全て揃ってしまいます。将来的には、コードが邪魔にならないAirPodsも利用して、ストレスフリーなランニング環境を揃えたいところ。
Apple Payの便利さ
Apple Watchの大きな魅力の1つが『Apple Payが使えること』
基本的に現金を使わない生活をしていて、毎日のほとんどの決済をiPhone XのApple payを使って行なっています。小銭をガチャガチャと探す必要なく、タッチするだけで決済が完了する快適さは、僕の中で譲れないものになっています。Apple Watch Series2もまた、このApple Payに対応しているので、その便利さを享受することが可能です。
正直、改札などはiPhoneを使うのでApple Watchを使用することはないかと思いますが、ランニング中にスマホが無くても、Apple Watchさえあれば決済が出来るという安心感が非常に強いです。
繰り返しになりますが、『腕時計とイヤホンがあれば完璧』というのは、極限まで持ち物をなくしたいランナーにとって、最高の環境になります。
アプリは必要ない
Apple Watchには、リマインダーであったりゲームであったりと様々なアプリをダウンロードして利用することが可能。しかし、個人的にそれらを利用することはあまりないと思っています。
LINEやTwitterをダウンロードして、瞬時に通知を受け取れるというのは魅力的なものではありますが、逆にそれによって過剰に反応することになってしまいそう。瞬時に内容が分かることによって、「すぐに返信しないと」と考えてしまうと、その情報がストレスになるので、これらの機能を使うことは無いでしょう。情報が多過ぎると、疲れてしまうので、情報の取捨選択は必須。
もちろん、完全にアプリを使わないという訳ではなく、リマインダーやメモなど自分にとって便利になるものは積極的に使っていきたいと思っていますが、どちらにせよ、そこまでApple Watchのアプリには期待していないので、性能の高いSeries4ではなく、Series2で十分というのが僕の考え。
時計のマウント取り合を避けれる
社会的なステータスを表すものの1つが時計。「あっ、あれはロレックスの100万円くらいする時計だ」とか、時間を知るという本来の目的から離れ、相手を牽制するという意味合いで腕時計が使われるのが、本当に苦手。
学生なので、そこまでのマウント取りはありませんが、それでも腕時計をみて判断する傾向はあるように感じます。それを全力で回避出来るのが『スマートウォッチ』で、「この人は、そういうのが好きな人なんだ」という風にマウントの取り合いから、回避することが可能に。そこから、「どういう風に使うの?」とかの話題にもなりますし、ニッチな視点だろうけど、僕にとって重要な要素です。
魅力的な中古価格
色々と述べてきましたが、最終的に問題になるのは、やっぱりお金。
Apple Watch Series4の場合、公式サイトで購入するとなると約¥50,000が必要。途中で飽きて使わなくなるかもしれないモノに、そこまでのお金を掛けるのは微妙なところ。そこで、型落ちはしているものの、現役でも使えるSeries2が最適だと考えました。
メルカリならば、だいたい¥20,000-¥25,000の間で出品されているので、ジムの月会費2ヶ月分と考えれば合点がいきます。お試し用として購入した後に、「やっぱり使わない」となって、それを出品して売れば、実質数千円で試すことが出来ます。性能的にもそこまで悪い訳じゃ無いし、初めてのApple Watchならば妥当な金額でしょう。
まとめ
Appleに囲い込まれてるぅ。
ついに憧れのApple Watchを付けることが出来ます。
「うわ、アップルウォッチつけてる」という視線が気になることもあるかも知れないけど、ガジェッター・レビュアーとしての自信を胸に、見せつけてやろうと思います。