使い始めて6ヶ月ほど経った、『MacBook 12インチ』
途中に、『iPad Pro』を購入したこともあり、使用頻度が落ちはしましたが、旅先などでは必須のノートパソコンになっています。軽量化のために全てを捨てたその姿勢に、満足はしているものの、欠点があるのも事実。
Type-Cが1端子のみの、このラップトップではプレゼンをすることもできなければ、充電とデータの読み取りを同時に行うことすら出来ません。将来的には、Type-Cのみで出力も出来るようになれば良いんですが、そこまで時代は追いついていません。そんなわけで、MacBookには『ハブ』が必須。
意外と、それを使う機会は少なかったのですが、大学 3年生になりゼミの発表などの機会も増えてくることが予想されるので、利便性を高めるという意味でも『Type-C・Type-A・HDMI・SDリーダー』のついた万能ハブ『COMROLL USB-C Adapter』を購入してみました。
レビュー
外観・仕様
シンプルな梱包の中には、シルバー筺体のハブが。Amazonで購入したのですが、実物をみると、想像よりも大きい印象がありました。
『7in1』にもなると、それなりの大きさは覚悟しなければいけません。
端子一覧
片側面には、『Micro SD/ TFカードリーダー ・SDカードリーダー・USB 3.0ポート・USB2.0ポート×2』
反対の面には、『Type-Cポート、4K HDMIポート』
残念なのが、先端部分のブラックの部分。ここは何ができるでもないのに、シルバーで無くなっています。特に、気になることもありませんが、どうせならシルバーで全体を統一してしまった方が良かったのではないかと感じます。
仕様詳細はここをクリック
タイトル | COMROLL USB-C Adapter |
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サイズ |
109mm×40mm×12mm
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ケーブル長さ |
112mm
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PD急速充電 |
85W
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データ転送速度 |
5Gbps
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HDMI解像度 |
4K@30Hz,Full HD 1080P@60Hz
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出力 |
上記の紹介参考
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値段 |
¥3,280(2019/02/03)
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iPadにも使える
今回の購入の目的は、完全に『MacBook』で利用するためだったのですが、使っている途中で『iPad Pro』がType-Cに対応したことを思い出しました。
カメラとケーブルで接続することで、『RAW読み取り』に対応していたことなどを思い出し、駄目元(だめもと)でやったところ、問題なく接続できてしまいました。

接続マークが付く
接続した先には、サインとして画面右上の部分に『接続マーク』が一瞬表示されます。
試したところ、『Type-C充電・SDカード読み取り・HDMI出力』に関しては、問題なく行えました。想定外のことでしたが、これでパソコンとタブレットの兼用ができるという点を考慮すると、値段も安く感じるのではないでしょうか。
外出先での必須アイテム
自分の使い方として、この製品が一番活躍するのが “外出先” でのこと。
AppleがMacから、SDカードリーダーを無くしても、現状、出先でSDカードから写真を読み込まなければいけない機会は沢山あります。そんな時に、Type-C 1端子のみの『MacBook 12インチ』では歯が立ちません。
それに加えて、パワポでのプレゼンの機会も、たまにあるので「データは作ったけど、Type-Cから出力できなくて、発表が水の泡になる」ということにならないためにも、Macを購入したなら、マルチハブは必須なわけです。
『7in1』にもなると、必要な端子は全て揃っているので、1端子しかない『MacBook』でも、『SDカードから読み込みしながら・Type-C充電』が出来るようになる事で、“何かを使うと充電が出来なくなる”という問題は解決できるます。
使ってみての感想
購入から、1ヶ月ほど使用してみました。日常的にバックパックに入れて持ち運んでいたり、何度か旅行で使用したりと、一定の評価ができるくらいは使い込みましたので、感想を書いていきたいと思います。
良いところ
Type-C充電・SD読み込み
この製品を利用することで、『充電しながら・SDカード読み取り・HDMI出力』などができるようになりました。
長時間の利用をしようとしても、この使い方ができないと制約がかかってしまいますから、MacBookを使っている人にとっては嬉しい機能になると思います。
元々、それが出来ないことのほうが問題という意見もありますが…
7in1だからの安心感
『7in1』の中には、日常的に使う端子の全てが含まれており、これさえバックパックに入れておけば、「何とかなる」と安心することが出来ます。
同時に、『iPad Pro』にも利用できますから、外出先でMac・iPadを使う機会のある人は購入しておいて損はないでしょう。
値段も比較的安い
現在(2019/02/03)の価格で、¥3,280と『7in1』であることを考えると、他と比較して安い価格になっています。
レビューも一定数の高評価を得ていますし、製品的欠陥はないと言う点では安心して購入できます。
悪いところ
少し大きい
先ほども述べましたが、『7in1』であることを考慮すれば、納得できる大きさではあるものの、縦に長いため、小型のポーチに入らず収納の点で面倒に感じる点があります。
だからといって、これより小型のハブがあるわけでもないので、我慢するしかないですね。
ケーブルが邪魔
PCとハブを繋げるために、『11cm伸びているケーブル』
シンプルに邪魔。少し太いことに加えて、曲がりやすい特性も無いので、真っ直ぐ伸びています。 ケーブルがないドッキング式のハブもあるんですが、MacBookのように1ポート用でHDMIのついているものは、殆どありません。
もしそんな製品が販売していて、そこそこの評価があれば即買いなんですけど、どうしようもないので、しばらくはこのケーブルと付き合っていきたいと思います。
まとめ
良くも悪くも、一般的な『マルチハブ』です。
同じようなものがたくさんあるので、どれを購入するか悩むところですが、少なくともこの製品は『安価で・性能もバッチリ』ですよ。