35mmは裸眼。16mmにもなればそれを超える
ずっと、α7を使い続けているんですが、購入からの不満が『広角レンズが無い』ということ。「買えばいいじゃん」となるんですが、フルサイズともなると広角レンズは10万円を悠に超え、とても簡単に購入できる金額ではなかったので、APS-C用 シグマ単焦点Art 19mm F2.8 DNで代用してきました。
しかし、徐々に不満が芽生えてくるもので、僕の場合は『解像度』『暗所撮影』『黒つぶれ』のため、今回新しいレンズ『SONY SEL1635Z Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS』を購入するに至りました。
その特徴は、『最大16mmの超広角』とカールツァイスならではの『ハイコントラスト・高解像度』
高価な値段に購入を躊躇してきましたが、やっと手に入ったフルサイズ広角レンズということで嬉しさも一入(ひとしお)。
-メリット-
・広角すぎるくらい広角
・風景メインだったらこれ一本でイケる
・さすがの解像度
-デメリット-
・高過ぎ(定価¥150,000)
レビュー
外観
流石に高すぎる値段に今回は中古で購入しました。定価だと『¥150,000』のところ、中古であれば¥95,000前後とだいぶ安くなります。
誕生日・クリスマス・お正月ということもあって、奮発して購入しました。
レンズ本体は、大きめな印象。お散歩に持っていくには “少しの気合が必要” と思わせるくらいです。
SEL1635Z 仕様詳細はここをクリック
タイトル | SEL1635Z |
---|---|
焦点距離(mm) |
16-35
|
絞り(F値) |
4-22
|
最短撮影距離 (m) |
0.28
|
最大撮影倍率(倍) |
0.19
|
フィルター径 (mm) |
72
|
手ブレ補正 |
レンズ内手ブレ補正方式
|
外形寸法 長さ(mm) |
98.5
|
質量 (g) |
518
|
カメラ本体に装着すると “確かな重量感” を感じます。
短時間であれば問題ないけど、旅行とかで1日中肩にかけて使い続けるとなると、少し厳しいかもしれないくらいの重さです。
作例

α7 ISO100 16mm F7.1 1/100

α7 ISO125 21mm F4.5 1/60

α7 ISO100 35mm F5.0 1/200

α7 ISO3200 16mm F4.0 1/160

α7 ISO6400 16mm F4.0 1/20
使っての感想
レタッチをしてあるので、純粋な撮って出しではありませんが、その分どれだけ綺麗な写真が撮れるかというのが分かると思います。一方でイマイチな面もあり、写真縁近くになると、歪みが現れてしまいます。
修正でどうにかなるレベルではありますが、広角の宿命か。

以前のレンズ: 暗所でのディティールの粗さが目立つ
晴天下の写真は細かいディティールやハイコントラストがよく分かりますし、これまで使っていたレンズの問題であった暗所でも、ディティールが崩れることなく撮影出来ています。
まとめ
SEL55F18Zを購入した時もそうだったけど、『レンズの良さ』は使っていくうちにドンドンと分かっていくもの。
何と言っても、これまで『一番必要で一番の弱み』だった広角を克服が出来たのが嬉しい。『SEL55F18Z・SEL1635Z』は必須メンバーになること確定です。
今年は既に『4回の海外+α』に行くことが決まっているので、そこでの活躍が期待されます。