『ブロガーたるものキーボードは1万円以上のモノを』
ブログを始めて2年半、一定数の収入を得られるようになり、最近のテーマは“投資” 1年中、毎日数時間使い続ける、周辺機器にはお金をかけてでも良いモノを使おうという趣旨です。以前紹介した圧倒的所有感。新型トラックボールマウス Logicool(ロジクール)MX Ergo MXTB1sレビューも、その一環で購入したもので、普通の人ならば¥2,000程度のものを使っているだろうマウスに¥8,000をかけました。
高級な分、使い心地は最高で「すごく良い買い物をした」と心から感じます。
そして次に目を付けたのが “キーボード”
現在使っているApple純正キーボードに不満はありませんが「もっと良いモノを」ということで、たまたま見つけ、衝動的に買ってしまった最高の打ち心地を提供してくれる『Majestouch MINILA Air(FFBT68MC/NB)』を紹介します。
-メリット-
・タイプライターのような最高の打音
・心地良い打ち心地
-デメリット-
・値段が高い(およそ¥10,000)
・重量感がある(700g)
Majestouch MINILA Air
外観 & レビュー
正直、外箱はだいぶ安っぽい印象。それなりの値段するので、もう少し外箱には力を入れて欲しかったなぁ。(まぁ、すぐ捨てるんだけどさ。)
機能面では『Bluetooth 3.0』なところが多少気になるけど、それ以外は普通です。
タイトル | 内容 |
---|---|
キースイッチ/キー数 |
Cherry MX 青軸 (click tactile)/68キー
|
かな印字 |
なし |
キーピッチ/キーストローク |
19mm/4 ±0.5mm
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サイズ/重量 |
幅297×奥行124×高さ40mm(スタンド使用時46mm)/680g(電池別)
|
インターフェース |
Bluetooth 3.0 Class 2(HIDプロファイル準拠) |
青軸・赤軸・茶軸・黒軸とは?
軸によって、打ち心地が全然違う!
・青軸と赤軸の良いところを取り、バランスが良いのが茶軸
・静かな打鍵音、しっとりとしたスイッチ感を求めるなら赤軸
・キーを押す時の気持ちよさ、心地よさを求めるなら青軸
このキーボードのような青軸の場合、「カチッ」とした感触と音があり、タイピングするたびに心地良い「カチャカチャ」という音が楽しめます。なので、ブロガーなどのキーボードをよく使う人に適したものと言えます。
その反面『タイピング音が大きいので外での使用などには適さない・耐久性が低い(2,000万タイピング)』などのデメリットもあり、最終的には自分の用途に合っているか、という点で決めることになると思います。
このサイトで詳しく説明されていたので、詳細知りたい方はぜひご覧ください。
内容物
内容物は『キーボード本体・単三電池 2本・交換用キーセット・説明書』
キーボード所感
ホントに打感・打音が最高
深めのストロークで、好みは分かれそう。
実際、僕もストロークが深いキーボードは苦手で、アップル純正キーボードのような比較的浅いものを使うようにしていました。しかし、このキーボードの場合、後述しますが、深いキーボードにありがちな『打ちにくさ』を感じません。
キーの側面には『command⌘』などの文字も刻んであり、それらの機能も使えるようになっています。
僕が今回購入したのは『68キー』とキー数が少なめなので、このような仕様になっていますが、追加で¥1,500ほど出せばテンキー付きのものなど、ラインナップは多く用意されているので、自分好みのものを探し出せるでしょう。
背面には『DIPスイッチ・コネクトボタン・電源スイッチ・電源ケース・スタンド』がついています。
スタンドを立てなければ手首が疲れてしまい、長時間の作業はとても無理なので、ほとんどの人が使うことになるはず。
DIPスイッチとは?Macでの使用可
キーボード裏にスイッチがあるということ自体、初めての経験なので「難しそう…」と思うかもしれませんが、使い方は簡単。
スイッチの『ON・OFF』をすることによって細かい設定が可能になるというものです。好みによって変わってくるところかもしれませんが、僕の場合はMacのキーボードに慣れており、同じ配置にするため『スイッチ 2』のみをONにして『CapsLockとControlキーの場所を変更』しました。
付属の『Key Puller』を使えば、キーの交換は簡単に行えます。
また、購入前に最大の懸念だったMacでの使用ですが、何の問題もなく使用できています。しかし、ファンクションキーを使っての画面明るさ調整などが出来なくなってしまうので、Macでこのキーボードへの完全乗り換えは難しそうです。
アップル純正キーボードとの比較
アップル純正のキーボード(1世代前のもの)と並べてみるとこんな感じに。
横の長さにそこまで大きな変化はありませんが、厚さに関しては数倍の差が。そして圧倒的なのが『重量』、大きさはほぼ同じにも関わらず、倍以上の重さが有ります。
手で持つと「ズシっ」と感じるくらいで、持ち運びには向きません。家で使う専用キーボードになることは確実です。
タイトル | Magic Keyboard | MINILA Air |
---|---|---|
幅 |
282mm
|
297mm
|
奥行 |
139mm
|
124mm
|
高さ |
29mm
|
40mm(46mmスタンド有)
|
重量 |
257g(電池別)
|
680g(電池別)
|
使用感 & 良いところ・悪いところ
一長一短っていう言葉がピッタリ
数日使って感じた『使用感』を7つの『良いところ・悪いところ』と一緒に、まとめていきたいと思います。
良いところ
何と言っても快感のタイピング
『滑らか過ぎるボールペン』『音が大き過ぎるスピーカー』『画素数が高過ぎるカメラ』など世の中には色々と”過ぎる”モノがあります。言い換えれば、ある一点に特化したそんな製品は、万人向けでは無いけれども、ある専門的な人にとっては物凄く良いモノ。
そして “タイピング” という一点に特化したのが、このキーボードの特徴。
他製品の青軸キーボードの深いストロークでは、タイピングをすると底にぶつかってしまう感覚があり、長時間のタイピングには向いていませんでした。しかし、このキーボードは、ストロークが深いながらも、しっかりと『キーが返ってくる』感覚があり、長時間使っても疲れにくく、まさにブログ執筆には最適のキーボード。
この感覚を文章で説明するのは難しいので、一度家電量販店などで試してみると良いと思います。僕が探した限りでは『ヨドバシカメラ 新宿西口店・ビックカメラ 新宿西口店』にあることは確認しました。
打つたびに気持ち良い打音
このキーボードの打音の心地良さよ pic.twitter.com/QQNQZhXNZs
— ハヤリズム-モノとコトのブログ-@はてなブログ (@mrinrin88) December 9, 2018
最大の特徴はこの心地良い “タイピング音”
打つたびに「カチャカチャ」と部屋に響くメカニック音は、何故か自分が大物ブロガー・有名小説家になったかのような気分にさせてくれます。
このタイピング音に関しては好き嫌いが分かれそうですが、好きな人は「とことん」好きになると思います。
高級感・所有感を満たしてくれる
普通のキーボードが¥3,000くらいにも関わらず、これは¥10,000を超えます。間違いなく高級キーボードの部類で、それを使ってタイピングしているだけで所有感が満たされます。
また、ズッシリとした重さと全体が黒一色で覆われたキーボードからは高級感を感じられ、これだけでも「買って良かった」と思えるはず。
悪いところ
キーボードにしては高い
やはりキーボードに¥10,000っていうのは、普通の人なら躊躇してしまう値段です。上を見れば『HHKB』のように¥30,000近くするキーボードもあるので、比べれば安い…
やっぱり高いので「確実に毎日数時間タイピングするから良いモノを!」という志のある人でなければ、気軽に手を出せないと言うのがネック。
外付けiPadキーボードとして持ち運びたいけど…
今回、テンキー付きのものを買わなかった理由は「もしかしたら、iPadの外付けキーボードとして使う機会もあるんじゃないかなぁ」と思ったからでした。
だけど、電池含めて『重量 約700g』、2018 iPad Pro 11インチが468gと言うことを考えると、日常的に持ち運ぶのは非現実的。「1,000円ちょっとしか変わらなかったし、これならばテンキー付きのものを買えば良かった」と少し後悔しています。
海外旅行などの長期滞在の時なら、キャリーケースに入れて持っていくことも可能かもしれないけど…
公害レベルのタイピング騒音
良い面があれば悪い面もあるもので、このキーボードの場合『響き渡るタイピング音』が悪い面です。
何と言っても、最大の持ち味が『最高のタイピング音』、しかし、先ほどの動画を見てもらえば分かると思いますが、その音が結構鳴り響きます。普通の強さで打っていても大きな音がするので、カフェで使おうものなら、周りのお客さんからの鋭い視線が飛んでくることでしょう。
『重量・騒音』の面でも、やっぱりこのキーボードは自宅専用です。
日本語/英語切り替えが面倒
これまで、アップル純正Magic Keyboardを好んで使っていた理由は『英数・かな』の切り替えが非常に簡単だったからと言うことがあります。
と言うのも、スペースキーの両隣に各キーが設置されており、非常に簡単に切り替えができていました。毎日数十回切り替えるほど頻繁に使うキーなので、これは僕にとって欠かせない条件。
しかし、今回のキーボードにそれはありません。キーの切り替えを行うには『Commandキー+スペースキー』という、面倒くさい方法を使わざるを得なくなりました。
これでも、普通にタイピングは出来ているのでいいんですが、もう少しキーをカスタマイズできるとはあれば良かったなぁ。
まとめ
日常的にはこんな風に使ってます。
値段は¥10,000ちょっとくらいですが、paypayを使うことで20%引き・ビックカメラポイント(クーポン併用)で11%還元・クレジットカード2%のトータル『33%引き(¥3,500OFFくらい)』で購入することが出来ました。
特にブロガーの人は、これからの成長のための自己投資としてもお気に入りのキーボード探してみてはどうでしょうか?