iPadのある生活は少し未来を感じることが出来ます。
「月曜から金曜、朝から晩まで」そんな言葉が浮かぶように、何冊ものノートと教科書を持ち、リュックをパンパンにしながら一日中移動する大学生の生活はちょっと大変。でも、これは少し前の常識になりつつあります。
“iPadがあればそんな常識からは、かけ離れる”
数年前とは全く異なる、現代の大学生の生活は、目覚ましい発展を遂げているテクノロジーの恩恵を受け、子供の時に思い描いた未来に少し近づいたかも。そんな、生活をタイムライン形式で紹介していきたいと思います。
iPad タイムライン
AM 8:00 起床からの朝の準備
朝は何かと忙しい時間帯。
「急いでシャワーを浴びて、1限の課題を早く終わらせないと」
早速、ここでiPadが登場します。寝る前に充電しておいたiPadはバッテリー残量 100%の状態で、ここから一日の生活に付き合ってもらうことに。
「課題のために、Googleでそれについて調べておこう…」
パソコンやスマホで調べることもありますが、iPadの『適切な大きさ・操作性』は情報収集に最適です。スマホだけを使う、iPadだけを使うとはならずに、何故か自然と自分にあった使い分けをするようになっていきます。集めたニュース記事などはEvernoteなどのクラウドに預けておけば、あとは何とかなる。自分をギリギリまで追い込むのが僕のスタイルです。
AM 9:30 大学で朝活。ブログを書く
最近の日課は、授業の数時間前に学校に行くこと。
そこでは、コーヒーを飲みつつ『ブログを書く・英語の勉強・読書』など、趣味と勉強に使っています。家でも出来そうなことですが、家にいるとなかなかやらず、誘惑の少ない学校に行くことでこそ、集中でき、作業が捗る(はかどる)もの。
この時に、iPadを使うことは少なく、Macでブログを書いてるというのがほとんどです。iPadは「大きくなったiPhone」というのが適切な表現で、パソコンOSのような、高度な作業には向いていません。「文字を入力する」などの単純な作業は可能ですが、HTMLを弄るなどは出来ません。
『高度なことはPC・単純作業はiPad』と、割り切って使うことが、iPadとの正しい向き合い方です。PCの補助的な役割が限界なので、最終的にはPCが必要になると思います。無理やり使うようになると、それがストレスになって、結果使わなくなるということに繋がりますから、「必要な時にだけ使う」それがiPadを使っていく上でのポイントの1つです。
iPadの使い方に関しては、これまで何度か記事を書いてきたので、そちらもぜひご覧ください。
AM 11:00- iPadを使っての授業
曜日によって変わりますが、授業はいつも11時からで、ここからが本格的にiPadを使う時間です。教科書は『Sidebooks』・ノートは『GoodNotes4』というアプリを使用しており、Split Viewで画面分割して授業を受けています。
デジタルノートは、消しクズが出ないことに加え『数百色のペンを利用』『簡単に図形・画像を挿入』『記入した文字・挿入した図形などをワンタッチで移動できる』など、紙では絶対に実現出来ない便利さを、当たり前にしてしまいます。
更に『ノートを間違って持ってきた・忘れた』『何冊ノートを使っても重量が増えない』など物理的な面は、毎日持ち運ぶ身としては非常に大きいです。
紙ノートの良い点も理解していますが、総合的にみたとき、僕は “デジタルノート一択” でした。
また、Apple Pencilも欠かすことは出来ず『タイムラグのない滑らかな書き心地』『iPadの横に付けておける便利さ』『バッテリーの心配いらず』など、iPad同様に毎日のマストアイテムになっています。
しかし、未来過ぎる故(ゆえ)の問題もあって、”僕以外、iPadを使ってノートを取っている人はいません”今でこそだいぶ慣れましたが、最初の時の恥ずかしさは耐え難いものでした。


PM 15:00 サークル室で休憩しつつiPadで情報取集
たまの息抜きも必要です。
空きコマは、所属しているサークル室に行ってのおしゃべりタイム。『カメラ・映画・恋愛』など、みんなと話したいことを話している時間は、あっという間に過ぎていきます。
そして、知らない他人がいない場所こそ、iPadを思う存分使えるところ。おしゃべり以外にも、iPadで『YouTube・webブラウジング・雑誌読み』など、大画面を利用でき、快適な環境をつくり出してくれるはず。
「iPhoneでもいいけど、iPadだったらもっといいな」
サークル室のようなリラックスできる場所でこそ、iPadが活きます。
PM 16:40 iPadを使って授業
束の間の休憩も終えて、再び授業へ。
次の授業は、あらかじめデータとして配布されたレジュメ(配布資料)を使用して行う授業で、この時もiPadが活躍。
多くの生徒は、レジュメのデータをプリントアウトして授業に持って来なければいけず、あらかじめの準備が必須です。これを忘れてしまうと『授業前に急いで印刷しないといけない』など面倒なことに。
さらに、印刷していたとしても、重く嵩張る(かさばる)紙媒体を持ち運ばないといけません。たったA4用紙10枚程度ですが『他の授業のレジュメ・教科書・ノート』などのことを考えると、なるべく減らしたいもの。
iPadならばどうか。授業が始まってから『レジュメのPDFデータをダウンロード→ノートアプリで開く』以上です。ストレスゼロで授業を受けることが出来てしまい、加えて、全てデータとして保存しておけるので、全授業のレジュメをいつでも持ち歩いている状態。でも、重さは変わらない。これこそ “iPadの真骨頂” でしょう。
Apple Pencilを使うことで、PDFへの書き込みも余裕なので、快適そのものです。
PM 18:00 図書館で勉強。iPadに入っているデータを使って
今日の授業は全て終わり。でも、テストに備え、図書館で軽く勉強をしてから帰ります。もちろん『その日に授業の無い教科のレジュメを持ってくる必要はありません』なぜなら、iPadに入っているから。
何度も言いますが、何千冊のノート・教科書を入れても “重さも大きさも変わりません”
『いつでも・どこでも、やりたい教科の勉強が出来る』これって子供の頃憧れませんでしたか? それ、もう実現出来てます。
PM 20:00 帰宅。iPadでニュース、YouTubeなど
夜遅く、やっと帰宅。ここからは、iPadは主に娯楽用に使用。
日課のSmart Newsでのニュース読み、YouTube、映画鑑賞など、大画面が活きます。パソコンほどガッツリでもなく、スマホほど簡単にでもない。その中間に位置するiPadが欲しくなるシーンです。

PM23:00 就寝前にiPadで雑誌や本を読む
いつも就寝前は本を読むようにしています。
寝る前に刺激を与えないために、紙の本の方が推奨されるのかも知れませんが、薄暗い中、狭いベット空間で、紙を広げて読むことは僕にとって苦痛。iPadならば、紙のようにグチャグチャになることも無いし、スワイプするだけでページをめくれる。
ちょっとした利点だけど、人間はちょっとでも利点がある方を使い続けてしまうものでしょ?
『楽天マガジン・Kindle Unlimited・Netflix』など全てが1枚のディスプレイ上で完結してしまうiPad。娯楽端末としてとして勝るものはありません。
まとめ
たまには、iPadを学校で使わない日もあるので “毎日こう使っている” と言うわけでは無いのですが、基本的には、こんな風にiPadを活用しています。
「新しくiPadが欲しいけど、使い道が見つからない」という人のために多少でも参考になれば嬉しいです。(使い方としては、だいぶニッチだけど…)
悩みとしては、iPadでは機能的に足りないところがあるので、結局のところMacBookも持ち運ばなければいけないところ。もう少しソフトウェア面でパソコンに近付くと最高なんですけどね。
それでも、今のところこのiPadには満足していますよ。