「人の使っているアプリってなぜか気になる」
そんな思いから始めたスマホ ホーム画面紹介。全く知らなかった、これまで知られていなかった便利アプリもたくさんあるはず。数百万あるアプリの中から「なぜ使っているのか?」「なぜ気に入っているのか?」など、特に気に入っているアプリを紹介してもらうシリーズ
今回は、日本を飛び出し、中国から留学に来ている女の子のホーム画面を紹介させてもらいました。
プロフィール
名前: あずきちゃん(ニックネーム)
年齢: 22歳
職業: 大学生
趣味:
映画鑑賞・美食巡り(特に火鍋はオススメ)・旅行
日本を選んだ理由:
父の同僚に日本人がおり、子供の頃から日本のことについてはよく聞いていて、自然と日本について関心を持つようになった。そして、高校卒業後は日本に留学することに決めていた。
アプリのこだわり:
映画が好きなので、最新の映画情報を得るために映画系のアプリをよく使っている。
使っているスマホは『iPhone7 ローズゴールドモデル』
「なぜiPhone7を使っているのか?」と聞いたところ「ピンクが可愛いから」と言うこと。
1・2画面: Apple 純正アプリとSNS系

1・2画面
1. TELLER: 日本語勉強用
一番最初に紹介するのは、日本のアプリ。
LINEのようにチャット形式で話が進むので読みやすく「面白いし、日本語の勉強にもなる」とのこと。内容はホラーや恋愛ものが多く、最近では一番気に入ってるそう。
DMM TELLERはタップしながら2分で読める、新感覚のチャット型小説アプリです。たった2分で展開する、劇的なストーリーをお楽しみください。
2. 餓了麼(ウーラマ): 出前やUber Eats的な
次は、中国アプリです。
餓了麼(ウーラマ)は食配アプリで、最近流行りつつあるUber Eatsの中国版のようなもの。ちなみにアリババグループの完全子会社です。

3. 小紅書(RED): 有名人のモノ紹介
恐らく日本には無いのが、こういったアプリ。
有名人がこのアプリに使っている美容品などをシェア、そしてそのまま購入できるという、言わば『Amazon・Instagram』が1つになったようなアプリ。
インフルエンサーが、ひとたび紹介すれば忽ち(たちまち)売り切れになる程の影響力を持つアプリで中国人女性必須アプリ的地位があります。
4. 支付宝(アリペイ): お支払い
『WeChatペイ』に並ぶ2大QRコード決済サービスの1つで、人によって使い分けられている。
日本でも流行りつつありますが、中国ではどこでもQRコード決済というくらいの普及率。
銀行口座・クレジットカードと直結されており、残高はストレスフリーで調整できます。あとで紹介する『タオバオ』(中国版Amazonのようなもの)での買い物の時にも使え、同じアリババ系列のサービスということで、これ支払うとキャッシュバックがあるなどの独自のサービスも魅力
5. QQ・微博(ウェイボ)
同じテンセントという会社のサービスである『QQ』と『WeChat』は、どちらも日本でいうLINE的な役割です。
『QQ』が主に若者に使われているのに対して、『WeChat』は老若男女みんなに使われるなど、差別化出来ており、どちらもよく使われているとのこと。
微博(ウェイボ)は中国版ツイッター。
中国でTwitterが使えないので、これがメインSNSサービスになっています。


6. Instagram
「日本に来た2015年頃から使用を始めた。もともと知ってたけど、中国で使えなかったので、日本で使えて嬉しかった」
旅行の写真や自撮り・食べ物の写真などを主に載せている。
中国では、Twitter・Instagram・Googleなどの有名アプリの多くが使えないので、海外に言ってから使い始めることが多いらしいです。
3・4画面: 海外・日本アプリゾーン

3・4画面
7. 手机淘宝(タオバオ): Eコマース
中国系の買い物は全てここで。
アリババが運営するサービスで、Amazonのようなもの。日用品から家電、衣料品、更には”家政婦サービス”など、なんでも買えてしまいます。
また、メルカリのように、一般の人もモノを出品できるなど使い勝手はなかなか良さそう。
8. 扇贝单词
英語の単語勉強用のアプリ。
電車の中など、ちょっとした隙間時間に勉強をしており、自分のレベルに合わせた単語の範囲を選択出来るので、無理なく進められるそう。
9. bilibili(嗶哩嗶哩)
中国版ニコニコ動画といった感じ。
もちろん中国の動画に加えて、中国ではYouTubeが使えないので、その動画がここに転載されてくることが多い。
はじめしゃちょーなど日本の有名YouTuberの動画もあるほか、日本のアニメなどたくさんのコンテンツが投稿されている。
5・6画面: ショッピング・金融系アプリ

5・6画面
10. 网易云音乐: 音楽アプリ
『Spotify・Apple Music』のような音楽ストリーミングサービスです。
中国の音楽を中心に、J-POP・K-POP・洋楽も聴けるそう。音楽数も結構多くて、十分に実用範囲。それに加えて、料金が “無料” というから驚き。(アーティストにお金行ってるのかなぁ…)
しかし、大部分の音楽は有料になるので、中国版音楽サブスクリプションサービスと言えます。
11. 滴滴出行(ディディチューシン): タクシー
タクシーの予約が全てこのアプリで完結できるサービス。
いわゆるUber的なもので『タクシーの予約・呼び寄せ・支払い』など全てスマホで終わるので、とても楽とのこと。
12. 抖音短視頻(TikTok)
中国発祥の世界的サービス。
週3回くらいで見てて、そこまで使ってない。
13. メルカリ: 教科書用
「中国人もメルカリを使っているのか」と、驚いたのですが、用途は教科書購入専用とのこと。
確かに、新品だと教科書も高いし、メルカリだと何割か安く買え、既に答えの書いてあるモノを購入出来るので、ニッチな方法ではありますが、そんな使い方もありです。
7・8画面: その他諸々

7・8画面
14. Netflix
友達とシェアして使っている。
オリジナルの作品が結構お気に入り。アメリカのドラマなども見るが、映画は他のやつで見てる。
15. HOMMI: 中華系食べ物 日本で買う
何か見たことのあるロゴのような気がしますが、中国のアプリです。
主に中華系の食べ物を日本で購入するために使っているそう。
日本の店ではあまり売っていない中国系の食べ物が買えるサービスになっている。月1回くらいでまとめ買いをしている。
16. はてなブログ
実は『はてなブログ』は、中国でも大人気で、中国で一番のブログサービスだそうです。
僕が「ブログをやっている」と言ったら、ダウンロードしてくれました。しかし、ほとんど放置状態です。
はてなブログさん、中国展開どうですか?
まとめ

流石に国が違うと、アプリも全然違うね。
さすが外国人ということで、日本人ならばまずダウンロードしないだろうアプリが多くあるのが新鮮でした。
加えて、中国人ということで、支付宝(アリペイ)・微博(ウェイボ)などの日本でも知られているアプリを実際に使っているということに軽いカルチャーショックを受けました。
人によって使うアプリは全く違うということは想像つきますけど、国が変われば、アプリも全く違ってくるという当たり前の事に気付けたのは、大きな収穫。
「もちろん日本人の画面も気になるけど、また他の国の外国人にもホーム画面みせてもらえたらなぁ。」
※告知※
時期はまだ未定ですが、今後、皆様のホーム画面記事を募集して、当ブログで紹介させていただきたいと思っています。
詳細については、Twitterで発信していきますので、興味のある方は『PC右上・モバイル記事下』にありますフォローボタンからフォローして頂けますと幸いです。