先日の発表ですぐさま予約し、1週間待ち焦がれた末にやっと届いた “iPad Pro 11インチ”
『Face ID・Type-C・ベゼルレスデザイン』など、まさしくメジャーアップデートとなった訳ですが、その使用感はどんなものなのか、ファーストインプレッションをお伝えします。
※使ってみて感じたレビューも書きました。
外観
付属品
外箱の前面に不思議な模様のスクリーンが写っていて、大画面ということを表しているのかもしれません。
箱を開けると、iPadが正面に
iPadの下には、スッテカーやクイックスタートガイドが入った紙類と充電器・ケーブルの付属品
充電器はもちろん、Type-C対応のものに。
-付属品 一覧-
・USB-C充電ケーブル(1m)
・18W USB-C電源アダプタ
iPad本体
今回購入したのは、シルバーのiPadですが、正面ディスプレイは全てブラック。
ケースをつけてしまえば、何色か区別がつかなそうです。
充電端子はType-Cに。これからは、Type-C対応の製品が増えていくでしょうから、その点を考えれば、Type-C搭載はとても良い判断だったと思います。
少なくとも、今回の搭載によって、MacとiPadは同じ充電器でもいい事になり、旅行などでの持ち運びがとても楽になりました。
背面底にはスマートコネクター

[ラインの出現
カメラにはこれまで同様、出っ張りがあり少しダサい。また、カメラ上にはアンテナラインがあり、iPhone6などで不評だった “Dライン” に反省したのか “[ライン” が出現しました。
Dラインよりはまだ良いような気がしますが、アンテナラインが無ければもっとカッコいいですね。

TrueDepthカメラシステムを搭載
インカメラの両サイドには、iPhoneXSなどと同様にFace ID用のカメラも搭載
縦での認証はもちろんのこと『横・下・左・右』など全方位からFace IDが使えます。
側面には、ApplePencil用の磁気コネクターが搭載されており、こんな風に付けて置くことが出来ます。
強めの磁力なので「移動中に落としちゃった」ということは無さそう。ですが、モノにぶつかったり等の横からの衝撃には弱く、すぐに取れてしまうので、『ApplePencilを付けたままバックに入れて…』というのは難しいかも知れません。
今後、使ってみてまたレビューしたいと思います。
比較 -iPadPro 9.7インチ vs iPadPro 11インチ-

右: iPadPro9.7 左: iPadPro11インチ
これまで使っていた、iPadPro9.7インチとの比較
並べてみると、11インチの方が大きいですが、実際に使ってみた感じでは、大きさの違いはそこまで感じません。
サイズと重量 | iPadPro 9.7 | iPadPro11 |
---|---|---|
高さ |
240mm
|
247.6mm
|
幅 |
169.5mm
|
178.5mm
|
厚さ |
7.5mm
|
5.9mm
|
重量 |
469g
|
468g
|
ディスプレイサイズの差
画面の大きさが全然違い、まるで『10.5インチiPad』で『12インチiPad』を使っているような錯覚に陥ります。
Touch IDがなくなったことで、上下ベゼルが大幅に薄くなりその分画面が大きくなりました。しかし、全ての面にベゼルは残っていて “指を載せることはできるので、誤タッチは少なそう” です。
問題は横に持った時に、Face ID用のカメラを指で覆ってしまう事がくらいです。
エッジ仕様
本体の側面仕様は角張ったデザインになりました。ですが、ケースをつけてしまえば特に変化は感じません。
個人差があると思いますが、僕は四角い方が持ち易いような気がします。
使ってみて感じた問題点

ApplePencil・Type-C・ケースに問題…
使ってみて数時間ですが、パフォーマンスには非常に満足しているんですが『新品・大幅に変更』と “全く新しい製品” になった事で少し問題がありました。
バックアップからの復元ができない
「新しいiPadを使うためにバックアップから復元して..」と思った時に気付きました。
僕は『iMac late2013モデル』にiPadなどのバックアップをとっているんですが “Type-Cが搭載されていない”
端子がLightningからType-Cに初めて変更されたiOS端末だったので、全く気にしていませんでしたが『変換ケーブル・ドングル(変換器)』が必須となる人は多くいると思います。
幸いにも先日に購入していた、『マイクロUSB to Type-C変換器』があったので、事なきを得ましたが、同じような状況の人はこの問題をお忘れなく。
ケース問題: ApplePencilが接続できない
iPadの購入に合わせて、サードパーティー製のケースを購入しましたが、画像のように “ApplePencilが完全に付きません”
Apple純正のケースであれば、こんな事はないですが、純正品はおよそ¥10,000と余りにも高いのでサードパーティー製のものを多くの人が使うと思います。
今後削ったり工夫してみようと思いますが、もう少し待ってからケースを購入した方がいいかも知れません。
画面サイズに対応していないアプリ有り
iPhoneXが発売された時にも同じような事になりましたが、新しい画面サイズに対応していないアプリがあり、両サイドに『黒いサイドバー』が表示されてしまいます。
時間が経てば、徐々に改善されていくので、ゆっくり待つしかなさそうです。
Farfalla 画面保護ガラスフィルム【PR】
iPadの画面が割れるという機会もあまりないので、『フィルム』をどうしようかと考えていたのですが、そんな頃に『Farfalla ガラスフィルム』を提供していただいたので、ここで紹介したいと思います。
様々なガジェットのガラスフィルムを販売している “Farfalla”、レビュー評価も高く、安心して購入出来ると言えます。

iPadPro 11インチ用には『ノーマル・ブルーライトカット』の2種類を展開。
Face IDセンサー部分を覆う形式のフィルムなのですが、「認識が出来なくなった」などの不具合を感じることはありません。
他と比較して少し高い感じもしますが、安物のような「薄っぺらさ」も無く、しっかりした印象を受けます。iPadの場合、iPhoneのフィルムのように頻繁に割れる事も無く、恐らく一度付けたら、ずっと使い続けていくものでしょうし、多少の高くても良いモノを購入した方が絶対にいい。

左:ブルーライト 右:ノーマル
『ノーマル・ブルーライトフィルム』を比較した画像がこれ。
画像を見る限りで “違い” はあまり感じません。iPad本体に『Night Shift』などのブルーライトを抑える機能も搭載されているので、倍ほどに値段が上がるブルーライトカットのフィルムを無理に購入する必要はあまり無いかも知れませんが、長期間使うことを考えれば、買っても損は無いはず。
ケースを付けていれば、『iPadの画面が割れる』という事件が起こることは少ないと思いますが、割れてしまえば数万円の修理代が掛かるし、保険として¥1,000程度のガラスフィルムを購入するのはアリ。
まとめ
久しぶりに新品のApple製品を購入しました。使用感はとても良いです。『所有感・満足感』を満たしてくれる久しぶりのApple製品のように感じました。
これから、数日使ってみてのレビューも書きたいと思うので、是非またご覧ください。
※追記※ 新型Apple Pencilについての記事も書きました。