現代人に必須のスマートフォン、そんな必須だからこそバッテリー切れは死活問題です。もちろんガジェッターとして、これまで何種類かのモバイルバッテリーを購入・使用してきましたが、従来のものの問題点は “ケーブルが邪魔” ということ。
対策として、巻き取り式のケーブルなど使ってきましたが、それでも邪魔になることを解決出来ずにいました。その対策として、今回購入したのが『YURIZOFB』というメーカーのもの。
正直、Amazonで安いからという理由だけで、購入したんですが『ケーブルレス・Lightning・マイクロUSB・Type-C・薄型・軽量』なんて最高じゃ無いですか?
レビュー
製品外観

iPhone5sよりひとまわり大きいくらい
最初に思った感想は、意外と “高級感” があるということ。
全面ブラックの本体かつアルミの表面は、よくあるプラスチック素材で出来ているモバイルバッテリーとは違い所有感を満たしてくれます。
また薄型なのでバッグなどのちょっとした隙間などに収納でき、持ち運びも簡単そう。毎日使うからこそ、使いやすさが大事です。
大きさ・重量など
大きさ:13.8 x 6.8 x 1.5 cm
最薄部: 8mm
重さ: 198 g
特徴いろいろ
全ての製品に対応できる。『3in1』のケーブル
USB Type-Cも徐々に普及してきて『Lightning・マイクロUSB・Type-C』の『3in1』の存在が大切になって来つつあります。今後は全て、Type-Cに統一されるのが一番良いんですが、その過渡期という事で現時点ではまだ “3種類のケーブルが必須” です。
キーボードは良好。今さらMacBook 2017が届いたので、12インチの感じなど印象をレビュー。などでも書いたように、最近MacBookを購入し、僕も本格的にType-Cの流れに乗って行くこととなると、しばらくは『3in1』で日常を過ごす必要があり、意外に少ない『3in1 モバイルバッテリー』は重宝しそう。
ケーブルは全て内蔵されているので邪魔知らず

マイクロUSBと変換器1つを内蔵可能
今回モバイルバッテリーを買い替えることになった大きな理由の1つが、ケーブルを内蔵していないタイプのバッテリーだと、外付けのケーブルが必要で、それがバッグの中で『絡まったり・無くしたり・移動中の使用に不便だったり』という事情がありました。
特に、移動中の使用だと『バックから充電の為に伸びたケーブルが、どこかに引っ掛かったり、ケーブルが長くて邪魔だったり』と不便さを感じてしまいます。
電車での移動時間などにサッと充電できるモバイルバッテリーを求めていました。
しかし、このモバイルバッテリーならケーブルが内蔵、かつ短いので、写真のように片手で充電しながらスマホを弄れて(いじれて)しまいます。
iPhone5sなのでバッテリーの方が大きいですが、現在主流の大画面スマホならばほぼ同じ大きさか少し大きいかくらいで、もっと持ち易いかも。
この便利さを味わってしまえば、もう元々使っていたモバイルバッテリーには戻れません。
安心の大容量10000mAh
薄型の割に10000nAhという大容量のバッテリーを積んでいます。
iPhone7 ーー約3.5回充電可能
Galaxy S6 ーー約3回充電可能
iPad mini ーー約1回充電可能
タブレットの充電などには不安が残りますが、スマホの充電には十分でしょう。一回iPhoneフル充電すると30%近く減少するので、割とすぐに充電しないといといけないという問題はありますが、日常生活では全く問題のない働きをしてくれます。
使い方にもよるでしょうが、2泊3日くらいの旅行では、このモバイルバッテリーを充電することはありませんでした。
薄型・コンパクトでどこにでも・どこへでも

ちょっとした隙間に入り、邪魔にならない
最薄部が8mmということで、バックのちょっとした隙間に収納しておくことが出来ます。
バックの外側にある、ちょっとしたポケットにも入れておく事が出来るのでアクセスしやすく『すぐに出して・すぐにしまって』という事が出来ると思います。直ぐに取り出せ・使えるというメリットは非常に便利です。
以前までは、電車など隣の人との距離が近いところでは「ケーブルが邪魔になるなぁ」と、億劫だった充電も気軽にできるようになりました。
USBポートも内蔵。2台同時充電可能
3種類のケーブルを使えるだけでも十分なのですが、USBポートも内蔵しています。
外付けのケーブルが必要にはなりますが、これによって、2台同時の充電が可能になります。そこまで使用頻度は高くありませんが、あるに越したことはないでしょう。
LEDスクリーン搭載で残り容量の確認が楽
表の上部にLEDスクリーンを搭載しています。電源ボタンを押すと残り容量が表示され、簡単に把握する事ができます。
結構明かりが強く、暗いところだと気になることもありますが、よくある『4つのLEDインジケーターで残り残量を表示します』というようなモバイルバッテリーだと把握しづらかった細かい残量を確認できるので、計画的に充電をできるようになりました。
使ってみた感想・悪いところ

厚さはiPhone5sと同じくらい
購入から4ヶ月ほど経ち、毎日バックパックに入れて持ち運んでいる中でこのバッテリーに頼ることになる機会も多々ありました。
基本的には満足しています。メリットに関しては上記のものに被るのでここでは省略し、いくつか感じた不満点があるので、それについて書いていきます。
表面がスベスベ
高級感があって良いところもある表面ですが、軽くカーブしているという点で、スマホを重ねて充電するときに、ホールドが難しくなるという事があります。
対策でゴムなど滑り止めを貼れば良いのかもしれませんが、見た目も悪くなるのでなるべくならそれはしたくない。平面で作ってくれれば良いんですが。
『3in1』なのに、2つまでしか収納できない
致命的なのが “2つまで” しか収納できないという事。
現在『マイクロUSBとlightning変換』を使っていて、Type-Cの頻度が高くないので現時点で何の問題もありませんが、もう少し工夫して3種類全て使えるようにできればよかったのにと感じずに入られません。
付属でついてきた、Type-Cのアダプターは引き出しの中で眠っていて、実質『2in1』担っています。
まとめ
こんな感じでまとめてみました。
基本的には満足していますが、やっぱり完全『3in1』を実現して欲しいです。ケーブルが短いので、MacBookを充電するなどの用途はないかもしれませんが、Type-Cの収納に困ってしまうので、やはり、どこかに収納スペースを作って欲しいものです。