今さらMacBook 2017が届いた。から早くも数日が経ち、毎日持ち歩いて使っています。
やっぱりパソコンが軽いと、買ってすぐという事もあって毎日持ち運びたくてたまりません。
このMacBookの購入に至ったその理由が軽さによって持ち運びやすくなるんではないかという事だったので、その点では大満足ですが、購入前にずっと気になっていた “キーボード問題”
バタフライキーボードはMacに搭載された時から賛否が分かれ、タイピングしづらいというレビューをよく見かけました。
MacBookを買うからには避けられない問題で購入までに何度もAppleStoreで打ち心地は体験してきました。
でも、その場で少し体験しただけでは実際の使い心地がわからないというのも当然で、購入しておよそ1週間が経ち、そろそろMacBookにも慣れてきて、キーボードの使い心地を語ってもいいのではないかと思うので、個人的に気になった『第二世代バタフライキーボード』のポイントを紹介していきたいと思います。
今までのキーボードにないペタペタ感
わずか数mmの厚さしかないキーボードは、これまででも最薄なのは間違いない。
AppleStoreで始めてこれに触れた時は、斬新なタイピング心地に「何だこれは、打ちやすい」と感動すら覚えましたが、それは短時間の場合の話で、長時間の使用になるの色々と “問題点” というのが出てくるようになりました。
キーの厚さはわずか数mm、ストロークもこれまで使ってきたキーボードでは例えられない様な押し心地です。
これおかげで、これまでに無い薄さのMacBookやMacBookProが誕生するに至ったのは分かっていますが、その犠牲は少なく無いように感じます。
“ペタペタ感” と表現するのが一番いいと思いますが、タイピングをする際も、これまで以上に強く・勢いをつけて押さなければ押した気がしないようなくらいの薄さであって、後ほど述べますが、カフェなど比較的静かな場所でタイピングするとなるとタイピング音の問題から少々難があるかも知れません。
まとめて言えば “個人的には嫌いでは無いけど、そこまでいいキーボードでは無い” ということは言えると思います。
タイピング音
僕はそこまで強くタイピングをするということはありません。
たまにいる「そんなに強くエンターキー押さなくても良いじゃん」っていう人の1/10くらいの強さだと思ってくれていいです。
その背景には、僕自身が音に敏感ということがあって、静かな環境下で「カチャカチャ」とタイピング音を鳴らすのは、周りの迷惑にもなるし、自分自身もそんな音を鳴らしていて周りの迷惑になっていないかと言うのが気になってしまうので、自然とタイピングは静かにやっているという節があります。
しかし、そんな僕ですら、このバタフライキーボードだと「カチャカチャ」と 大きめのタイピング音 が出てしまいます。
キーボードが厚ければ軽く押してもキーは沈んでいくんですが、バタフライキーボードの場合だと “一瞬 + 強めにタイプ” しなければ、タイプできない感触があります。
これは使ってみなければわからない感覚と言えばそれまでなんですが、確かにそんな感触があります。
結果、タイピングしようとするとカチャカチャ音が出てしまうために、カフェなどで周りを気にせず100%ストレスフリーで記事を書くことなどはできないかも知れません。
ミスタイプ量産

MacBook 2017キーボード

MacBook Pro late2013 キーボード
上下のキーボードを比較した際に、色々と違いが見受けられると思います。
その中でも一番大きいのが “キーボードの使っていないスペース” の違いです。
MacBook 2017 はキーの幅が広がり、全体的に余すところなくキーが埋め込まれる様になりました。
これにより、12インチと小型ながらもフルサイズキーボードを搭載できると共に、タイピングのしやすさと言うものを保っているんだと思います。
しかし、空白のスペースというのは無駄というわけではなく、そのスペースがあるからこその使いやすさというものもあります。
『キーピッチは狭いものの、キーは広い』という不思議なキーボードは、タイピングしていて少し気持ち悪さすら感じます。
慣れれば、そんなこともなくなってくるのかも知れませんが、現時点ではそんな風に感じます。
ゴミが入って壊れやすい
度々問題になっているのが、キーボードの隙間にゴミが入って壊れるというもの。
実際にAppleもそれについては認識しているのか、公式で無料の交換を行なっています。
MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム – Apple サポート
実際に使い始めて数日しか経っていませんが、度々入力しているのに入力されていないということがあります。
ただのタイピングミスだったのかどうかは後々わかってくると思いますが、故障の不安は尽きないです。
まとめ
MacBookキーボード問題をまとめてみました。
“好きでもないですが嫌いでもない” というのが僕の評価です。
キーボードに関しては、間違いなくMacBook Pro late2013の方が打ちやすかったという事も同時に言えます。
新しいものに変わると、いろんな問題が起こるのはしょうがないことではありますが、それにしても最近のAppleは色々と問題が起こりすぎではないかと。
『iPhone Xのノッチ・Face ID、MacBookのSDカード廃止・Type-Cのみ』などユーザーのことを置いていっている様な気がしてなりません。
新たな革新を起こすには弊害が出てしまうのはしょうがないとは思っていますが、どうもいまいち革新と言えるものはなく、やっぱり “ユーザー置いていけぼりの状態” になっていると感じます。
それでもデザインはとても良いので、Appleにはもう少しついていきたいと思いますが、ユーザーのことを考えた製品を作って欲しいと願います。