使っている以上壊れる。修理に出さないといけないんだけれども、どれくらい修理にかかるのかが気になる。
買ってから3年くらい使って来た RX100M3 なんですが、毎回旅行に持って行ったり・日常のスナップ写真の為に常にカバンに入れていたりで使う頻度がものすごく高いです。
だけど、頻度が高い分それだけ 故障のリスク も付き物でした。落とさないようにストラップを付けたりしていたけど、それでもたまに落としてしまっていて、これまでは幸いにも傷が付くくらいで問題なく使えていたんですが、香港に旅行に行った時、RX100M3を結構な高さから落としてしまいました。
外観に壊れとかはなかったので「大丈夫か」と思っていたんですが、帰って写真を整理していた時に 動画に音声が入っていない ことに気付きました。これが致命的で、RX100M3で撮る動画は広角で撮れるし、暗いところでも写るということで、スマホに比べても圧倒的に綺麗に撮れたので重宝しいたからです。
それでもしばらくは使っていたんですが、今後も使っていくために遂に修理に出すことに決めました。
計13日間 かかったんですが、その時系列に沿って、修理の申し込みから発送・受け取りまでの流れを紹介します。
申し込みから受け取りまで
修理代
検索するとすぐにSONYの修理ページが出て来て
それによると、RX100M3の場合の修理代金は一律で¥15,000~となっていました。
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれだと思いますが、僕の場合はだいぶカメラ本体にダメージがあって、それが新品同様になるようなので、まぁ許せました。
RX100M4・RX100M5などはまた別料金になるようなので、詳しくはホームページで調べてみてください。
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僕の場合の故障部位
通算10回近く落としているので、たくさんのところに傷跡ができています。
まず、右下のところのプラスチックボディーの欠け
動画に音声が入らなくなった事件の時の落とした拍子でEVFのところに少し隙間ができてしまった。
そして、いつからか画面の反転が効かなくなってしまいました。
広角を活かして自撮りとかもするので、これがないと割と困ることになり、磁気で反転することに気づいたので、対処療法としてマグネットを付けていましたが、見栄えが悪いのでいつか修理に出したいと思っていました。
最後の駄目押しに 動画の音声 が入らなくなってしまった。
動画自体は撮影できるんですが、音声がない動画ってみるに耐えないです。
これだけ盛りだくさんと言うことで、最初は修理代金もかなり高くなってしまうんではないかと心配していたんですが、修理代は一律で¥15,000 となっていて、それ以上になる心配はないとのことでした。
webで申し込んでみた
さっきの修理ページ下にある申し込みボタンを押すと、次のような画面が出て来ます。
そこで、型番と症状を打ち込んで次のページに行きます。
すると、3つの修理サービスを選択できます。
それぞれを簡単に説明すると
引取修理サービス
宅配業者が家に壊れたカメラを受け取りに来てくれるサービス。
選択後に細かく分けられた、引き渡し時間帯を選択できるので自分にあった時間を選べます。
他にも、カメラを渡すだけで、化粧箱に入れる必要など何もないので一番楽な方法です。
宅配修理受け取りサービス
壊れたカメラを自分で修理受付センターに発送するというサービス。
持ち込み修理サービス
壊れたカメラを自分で直接修理窓口に持って行くサービス。
これで輸送費がかからないので一番安い修理方法になりますが、修理窓口が極端に少ないので、都心に住んでいる人以外は使えないサービスになります。
僕は引取修理サービスが一番楽だったのでそれを選びました。
必要事項を記入後、メールが送信されてきて受付は終了。
呆気ないくらい 簡単な申し込み でした。
修理代の支払い方法が、修理されたカメラ受取時に代引きでの支払いのみで、カードが使えないのが多少の不満
発送から受取まで
僕の場合、申し込みの翌々日にカメラの引き取りに来ました。
2日前の夜11時くらいに申込みをしたので引き取りが翌々日になりましたが、通常前日に頼めば、翌日引き取りをしてもらえそうです。
メールにも書いてありますが、宅配業者が梱包材料を持って来てくれるのでそのままカメラを渡せば大丈夫
バッテリーやメモリーカードに関してもそのまま入れておいて大丈夫なようでしたが、僕は一応SDカードだけ抜いておきました。
修理の状況については、メールにあったURLから確認できますし、修理完了後に見積もりという事で電話がかかってくるので、突然家に届くという心配は無さそうです。
発送から9日後、修理からの帰宅
発送から10日後、修理されたRX100M3が戻ってきました。
実際は、2日前に受け取れたのですが不在だったので受け取りは10日後になってしまいました。
不在中は旅行に行っていて、それに行く前までに修理品を受け取りたかったのですが、ネットでみた記事より修理に時間がかかって、旅行後の受け取りになってしまったのが残念。
よって、修理にかかった期間は8/25~9/6の 合計13日間 になりました。
うち、無駄だった時間を除いても合計9日間になるので、1週間以内に家に返ってくるっていう事は難しいのかも知れません。
本体から修理部品まで全て綺麗に梱包されていていました。
バッテリーも戻ってきたので、修理の際に “SDカード・バッテリーなど” は入れたまま送っても問題ないでしょう。
驚いたのは修理されて戻ってきた 部品の量
修理で交換されて、使わなくなった以前の部品が戻ってくるんですが、ボディーフレーム・液晶・レンズフレーム・基盤etc… ほぼ全てが外されていました。
「今までよく使っていたな」と思うくらいの修理されようで、¥18,000の修理代も安く感じます。
時間はかかりましたが、新品同様になって返ってきたRX100M3
どんどん新しいカメラが発売されていますが、これからも愛着を持って、修理によって新たに生まれ変わった2世代目のRX100M3を使っていきたいと思います。
まとめ

RX100M3で撮った香港の写真
2万円近くかかる突然の出費でしたが、今後もRX100M3を使って行く為にはしょうがないものだったし、新品同様で戻って来たのでちょっと得をした感じもあります。何にせよ、新しくなったRX100M3にこれまで以上に愛着を持って、毎日使って行きたいと思います。
いっぱい、思い出作るぞ。