「名刺が一枚あれば世界は大きく広がります。」
自分はブログをやっているので、”宣伝”は重要。ブログをやっているというと割と食い付きがよく、話が盛り上がることも多いので、その時に名刺があれば他のSNS含めて紹介できるし、後々の仕事にも繋がって便利なのではないかと思っていました。そんな風に、「自分という人間・やっていることを簡単に示す」と言う意味でも、やはり名刺は欲しいところでした。
そこで軽く『名刺の作り方』を調べたところ、名刺自体は¥1,000もあれば、十分な枚数を購入でき流ようです。でも、購入するまでがとても面倒。「恐らく1度しか使わないであろう名刺サイトに登録して、AdobeのIllustratorを使ってデザイン、それをアップロードして…」
テンプレートから選んで簡単に作れるサイトもあったけど、無個性で面白くないし、どうせ作るのなら自分が好きなデザインの名刺を作りたい。そこで導き出したのが “コンビニで名刺を作る” ということでした。自分で好きなようにデザインしたものを、たった数百円で即日印刷・受け取りできるのだからやらない訳にはいかない。今回は、僕が行った『コンビニでの名刺の作り方』を紹介します。
-メリット-
・Adobe イラストレーター不要
・費用¥100、即日受け取り
・JPEGでOK
-デメリット-
・1枚あたりが高くなる
名刺をつくる
名刺をデザインする
まず、名刺の元となるデータを作成していきます。特に「これだ」というソフトはなくて、何らかの画像ソフトを使えば作成可能です。僕の場合は、Macで使っている『Pixcelmator』を利用しましたが、Illustrator・Photoshop・無料のアプリとかでも大丈夫なはずです。
デザインに関しては、「名刺 テンプレート」で検索すれば、たくさんの参考例がヒットするので、それを参考にしつつ適当にブログタイトル・URL・名前などを打ち込んで終了。これを「JPEG」で保存します。

コンビニでプリントする
次に、コンビニに置いてあるプリンターを使って名刺を印刷していきます。どのコンビニのものでも良いのですが、オススメは “ファミマかローソン”です。
その理由は、印刷した際に背面が「無地の白色」だから。セブンイレブンで印刷してしまうと、印刷した際に裏面に文字が入ってしまうので注意が必要です。
用紙の選択
そこで『カラー A4光沢紙』を選択。
この用紙だと、紙にある程度の厚さと光沢があるので、名刺として使う分にも対応できます。試してはいませんが、他の用紙だと厚さが足りなかったりするので、オススメは出来ません。

画像を2枚並べる

2枚並べる
ここから実際に印刷していく訳ですが、A4で印刷するために名刺1枚だけだと空白が多すぎて無駄になってしまうので、無地のテンプレートにデータを2枚を並べた画像を作成します。こうすることでA4サイズ1枚で、「2枚×4の合計8枚」の名刺を作ることが可能になります。
費用の面でも節約できて、A4光沢紙のプリント代が¥120なので「1枚あたり¥15」という値段で名刺の作成が可能です。ネットで頼むと、100枚で¥1,000とかなので、それに比べると少しだけ高いですが、直ぐに印刷出来るし、そんなに枚数の必要がない自分にとっては許容範囲。
プリンターの操作手順
今回はファミリーマートで印刷をしました。ファミマの場合、印刷する前に名刺の画像を「USBメモリに入れる」か「専用アプリからアップロード」しておく必要があります。それを行った上で、ファミマに向かい印刷機を操作しましょう。
他のコンビニで行っていないので詳細分かりませんが、大体同じ操作が必要になると思うので、データはUSBメモリで持っていけば問題ありません。

写真メニューから進み、並べてプリントを選択

写真サイズを選択

a4光沢紙を選択

焼き増しプリントを選択
順番に進めていくと、最後にこのような画面が表示され、プリントが可能になります。ここにお金を入れればプリントが開始です。細かいところですが、自分のように現金を持ち歩いていない人の場合、コンビニの印刷機はほぼ現金しか使用できなく、予め小銭を用意しておく必要があるので注意が必要です。

実際に印刷されて出てきたのがコレ
実際に印刷されたものをみると、正直パソコン画像で見ていたものとは色味が微妙に異なっていて、想像通りとはいきませんでした。ディスプレイカラーやプリンターのインクによって出来が左右されてしまうようです。遠くから見る分には問題ありませんが、ビジネス用などの完璧なものを求める人はお店に頼んだ方が良いでしょう。
印刷された名刺を切っていく
出来上がった名刺ですが、まだ1枚の紙につながった状態なのでカッターなどを使って印刷された名刺を切断していきます。僕の場合は、本の切断用に裁断機を持っていたので問題ありませんでしたが、真っ直ぐに切断するのは意外に難しいので集中力が必要です。
切り出したものがコレで、思いのほか名刺っぽい仕上がりになりました。
紙も十分な厚さがあるので、反ったり簡単に曲がったりということは起こらなそうです。表面にも軽く光沢があり、高級感すら感じることができます。コンビニで作ったと言わなければ、気づかれることは無いくらいの出来でしょう。裏面は白紙になっているので、ここにメッセージを書いたりする事も可能。
まとめ

名刺があるだけで、「しっかりした人」という印象も付くので費用対効果は高い。
想像よりも上手く作れました。次の旅行まで、あと3日というところで「名刺が欲しい」となってしまい、早急に必要だったこともあり、コンビニで作ってみたのですがこれほどのクオリティーなら、今後もコンビニで良いかもしれないです。